



2023年12月6日に開催されたカスタマーイベント「第2回 EX Camp」の中での発表内容についての記事です。EX Campは、コミュニティオの「TeamSticker(チームステッカー)」を導入いただいている企業を中心に交流を深め、導入検討中の企業もご参加の上、理解を深めていただくイベントです。導入企業のご紹介はもちろん、トークイベント、ワークショップ、懇親会など、盛りだくさんの内容となりました。ここでは、トークイベントの中身について、詳しく記事化していきます。(書き手:永野広志(Paul.))
NEC様

NEC様:
NECは「健康経営」を掲げており、健康を三つに分けて定義しています。「身体的健康」「感情的健康」「社会的健康」です。身体的健康は分かりやすいのですが「感情的健康」「社会的健康」については、数値化し、レポーティングする仕組みが整っていないことが課題でした。
そこで、社会的/感情的健康の定義にもとづいた独自の成果指標群を作成し、アンケート調査を実施しました(N=814)。因果関係を調べるための一般的な手法(共分散構造分析)でアンケート結果を分析したところ、作成した成果指標群は有効に機能し社会的健康を数値化できたとともに、「チームステッカー」を活用して感謝と称賛を積極的にやり取りしている人ほど、社会的健康が改善していることを統計的に明らかにできました。また、社会的健康を改善することは、仕事のパフォーマンスに好影響を与えることも可視化できました。感謝・称賛を通じて従業員体験(EX)の高まりを感じた人の方が、職場での嬉しさや心地よさの数値が高くなり、「自分の会社が少し好きになった」、「仕事の励みになった」、「日頃こういう風に思ってくれているんだ」などの、社会的/感情的健康と親和性がある項目も改善していることとも整合性が担保されていると考えています。

感謝・称賛を伝えるためのツールの導入にとどまらず、その使い方や、背景の思想を学ぶことで、より従業員の働きやすさは上がります。NECでは、コミュニティオSEL研究所の小泉令三主席研究員(福岡教育大学名誉教授)を招聘して、SEL(社会的感情についての学び)のセミナーを開催しました。例えば、チームステッカーの送り方がわからない、何を書いたらいいのかわからない、どう伝えればいいのかわからない、などの場合の対処法や考え方を教えていただきました。その結果、「心地よい職場にするために伝え方を工夫しようと思います」など、ポジティブな感想が数多く寄せられました。
社内イベントに「相乗り」させてもらうのも手段のひとつです。「NEC Way Day」など企業理念に関連する全社イベントの際には、キャンペーン的に使ってもらえるチャンスなので、社内で感謝・称賛を伝え合う機会になります。

このように、社内でチームステッカーを活用していただくために、様々な工夫をこらしていますが、さらにAIを活用したシナリオについて、ご説明させていただきます。例えばチームステッカーで書いたメッセージについて、「明確なエビデンス表示」などの感情表出スキルを判定する評価軸でAIが評価し、点数をつけてくれるということを始めています。また、誰に送るべきかのレコメンドも、AI活用によって可能です。
こうした内容への言及によって、感謝・称賛の取り組みを、量だけではなく、質からも評価することができ、より経営へ与えるインパクトを正確に掴めるのではないかと考えています。
Microsoft Corporation様


Microsoft Teams Engineering Principal Product Manager 片山様:
まずは、Microsoft Copilot for Microsoft 365(以下、Copilot)の紹介をさせていただきます。CopilotはAIを活用した生産性向上のための新しいツールで、Word、Excel、PowerPoint、Teams、OutlookといったMicrosoft 365アプリケーションで活用することで、様々な業務を効率良く遂行できます。例えば、Teamsでのオンライン会議の内容を、AIによって簡単な議事録にまとめてもらう、といったことも可能です。
チームステッカーとの関連でいうと、業務を手伝ってくれた関係者をCopilotによって教えてもらい、感謝を伝える、というような使い方が考えられます。特筆すべきは、業務上接点が多いのに、あまり感謝を伝えられていない人を発見できる、ということです。いつも感謝を伝えている相手との関係性は良好だと考えられますが、感謝を伝えられていない人がいると、コラボレーション不全を起こしてしまいます。Copilotとチームステッカーのコラボレーションによって、このようなリスクを防ぎ、コラボレーションを活性化することができます。
【第2回 EX Camp イベントレポート】はこちらからご覧いただけます。
※当記事記載の所属団体・所属部署・役職、および掲載内容は取材時のものです
2023年12月6日に開催されたカスタマーイベント「第2回 EX Camp」の中での発表内容についての記事です。EX Campは、コミュニティオの「TeamSticker(チームステッカー)」を導入いただいている企業を中心に交流を深め、導入検討中の企業もご参加の上、理解を深めていただくイベントです。導入企業のご紹介はもちろん、トークイベント、ワークショップ、懇親会など、盛りだくさんの内容となりました。ここでは、トークイベントの中身について、詳しく記事化していきます。(書き手:永野広志(Paul.))
NEC様

NEC様:
NECは「健康経営」を掲げており、健康を三つに分けて定義しています。「身体的健康」「感情的健康」「社会的健康」です。身体的健康は分かりやすいのですが「感情的健康」「社会的健康」については、数値化し、レポーティングする仕組みが整っていないことが課題でした。
そこで、社会的/感情的健康の定義にもとづいた独自の成果指標群を作成し、アンケート調査を実施しました(N=814)。因果関係を調べるための一般的な手法(共分散構造分析)でアンケート結果を分析したところ、作成した成果指標群は有効に機能し社会的健康を数値化できたとともに、「チームステッカー」を活用して感謝と称賛を積極的にやり取りしている人ほど、社会的健康が改善していることを統計的に明らかにできました。また、社会的健康を改善することは、仕事のパフォーマンスに好影響を与えることも可視化できました。感謝・称賛を通じて従業員体験(EX)の高まりを感じた人の方が、職場での嬉しさや心地よさの数値が高くなり、「自分の会社が少し好きになった」、「仕事の励みになった」、「日頃こういう風に思ってくれているんだ」などの、社会的/感情的健康と親和性がある項目も改善していることとも整合性が担保されていると考えています。

感謝・称賛を伝えるためのツールの導入にとどまらず、その使い方や、背景の思想を学ぶことで、より従業員の働きやすさは上がります。NECでは、コミュニティオSEL研究所の小泉令三主席研究員(福岡教育大学名誉教授)を招聘して、SEL(社会的感情についての学び)のセミナーを開催しました。例えば、チームステッカーの送り方がわからない、何を書いたらいいのかわからない、どう伝えればいいのかわからない、などの場合の対処法や考え方を教えていただきました。その結果、「心地よい職場にするために伝え方を工夫しようと思います」など、ポジティブな感想が数多く寄せられました。
社内イベントに「相乗り」させてもらうのも手段のひとつです。「NEC Way Day」など企業理念に関連する全社イベントの際には、キャンペーン的に使ってもらえるチャンスなので、社内で感謝・称賛を伝え合う機会になります。

このように、社内でチームステッカーを活用していただくために、様々な工夫をこらしていますが、さらにAIを活用したシナリオについて、ご説明させていただきます。例えばチームステッカーで書いたメッセージについて、「明確なエビデンス表示」などの感情表出スキルを判定する評価軸でAIが評価し、点数をつけてくれるということを始めています。また、誰に送るべきかのレコメンドも、AI活用によって可能です。
こうした内容への言及によって、感謝・称賛の取り組みを、量だけではなく、質からも評価することができ、より経営へ与えるインパクトを正確に掴めるのではないかと考えています。
Microsoft Corporation様


Microsoft Teams Engineering Principal Product Manager 片山様:
まずは、Microsoft Copilot for Microsoft 365(以下、Copilot)の紹介をさせていただきます。CopilotはAIを活用した生産性向上のための新しいツールで、Word、Excel、PowerPoint、Teams、OutlookといったMicrosoft 365アプリケーションで活用することで、様々な業務を効率良く遂行できます。例えば、Teamsでのオンライン会議の内容を、AIによって簡単な議事録にまとめてもらう、といったことも可能です。
チームステッカーとの関連でいうと、業務を手伝ってくれた関係者をCopilotによって教えてもらい、感謝を伝える、というような使い方が考えられます。特筆すべきは、業務上接点が多いのに、あまり感謝を伝えられていない人を発見できる、ということです。いつも感謝を伝えている相手との関係性は良好だと考えられますが、感謝を伝えられていない人がいると、コラボレーション不全を起こしてしまいます。Copilotとチームステッカーのコラボレーションによって、このようなリスクを防ぎ、コラボレーションを活性化することができます。
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