





株式会社長谷工コーポレーション様
株式会社長谷工コーポレーション様
従業員数
従業員数
単独 2,486名(2022年9月末現在) <br> 連結 7,765名(2022年9月末現在)
単独 2,486名(2022年9月末現在) <br> 連結 7,765名(2022年9月末現在)
業種
業種
建設事業、不動産事業、エンジニアリング事業
建設事業、不動産事業、エンジニアリング事業
お話を伺った方
お話を伺った方
株式会社長谷工コーポレーション/営業企画部/ホスピタリティ推進室 坂田 彩さん 株式会社長谷工コーポレーション/関西営業企画部/ホスピタリティチーム 喜多 杏珠さん
株式会社長谷工コーポレーション/営業企画部/ホスピタリティ推進室 坂田 彩さん 株式会社長谷工コーポレーション/関西営業企画部/ホスピタリティチーム 喜多 杏珠さん
導入開始
導入開始
2022年11月
2022年11月
ステータス
ステータス
利用継続中
利用継続中
導入目的
①褒める文化の醸成、②コミュニケーションの活性化、③ホスピタリティの強化
1969年以来、日本の分譲マンションストックのおよそ1割に相当する68万戸の新築マンションを施工してきた長谷工コーポレーション。2022年5月より社内コミュニケーションツールとして、グループ約1万人を対象にチームステッカーを導入いただきました。その狙いや効果について、チームステッカーの運営を担当されている、ホスピタリティ推進室の坂田彩さんと、関西営業企画部ホスピタリティ推進チームの喜多杏珠さんに、お話をお聞きしました。
インタビュアー:嶺竜一/フリーライター
――長谷工コーポレーション様では2021年4月にホスピタリティ推進室が設立されたそうですが、その背景はどのようなものでしょうか。
坂田さん 当社では2020年に5ケ年の中期経営計画として「HASEKO Next Stage Plan(略称:NS計画)」をスタートし、少子・高齢化や人口減少、建築物の老朽化、自然災害の激甚化、脱炭素などの社会情勢の変化を見据えた成長戦略に取り組んでいます。そうした中で、建設業界の中で当社が差別化を図るためにも、最先端で働く従業員のホスピタリティの強化を目指そうと新たに設置されたのが、ホスピタリティ推進室です。
喜多さん 当社にはいわゆる体育会系の企業風土があり、叱咤激励することは多いのですが、相手の良いところを見つけて褒めるといった習慣はあまりなかったかと思います。これまで行なってきた社員同士のコミュニケーションにホスピタリティという概念が加わることで、よりよい企業風土が作れたらいいと考えています。
――お二人はいつホスピタリティ推進室に配属されましたか。

東京本社営業企画部門ホスピタリティ推進室の坂田彩さん
坂田さん 私は入社10年目ですが、これまでは主に経営企画部で経営会議や取締役会などの資料の調整や、役員の秘書業務を担当していました。2度目の産休が終わって2022年4月に職場復帰するタイミングで、これからはもっとグループ会社のいろんな人と関わる仕事をしたいと考え、自らホスピタリティ推進室への配属を希望してジョインさせていただきました。

関西支社営業企画部門ホスピタリティ推進室の喜多杏珠さん
喜多さん 私は入社7年目です。入社以来、関西の営業企画部門でマンション市場の動向調査をしてきました。2022年4月に東京本社から1年遅れで2022年4月に関西にもホスピタリティ推進室が設置されることになり、私も自ら希望して立ち上げメンバーとなりました。
――ホスピタリティ推進室は設立以来、どのようなことをされているのでしょうか。
坂田さん ホスピタリティの第一歩としてまずは挨拶からということで、長谷工グループ全従業員を対象として、「あいさつプロモーション」活動を行なっています。「笑顔で元気にあいさつしましょう!」と書いたポスターを廊下に掲示したり、あいさつシールやキーホルダーを配ったりして、日頃から自分から積極的に挨拶しましょうと働きかけています。それから、サンキューカードとチームステッカーの運営、社内のコミュニケーションやチームワークの向上、職場環境を良くしていくための研修などを継続して行なっています。マスクをした状態でも「笑顔で挨拶」をするには、といった研修は私自身もとても勉強になりました。
――挨拶活動のグッズ、可愛らしくてとてもいいですね。
喜多さん 挨拶は新たに人間関係を作るコミュニケーションの基本ですよね。当社グループはマンション事業の他にも、賃貸、社宅、戸建て、高齢者住宅物流施設、データセンター、オフィスビルなど様々な事業を展開しており、様々な部門があります。グループ会社も多数ありますから、社内には仕事で関わったことがない人も多いのですが、そういった方といつ一緒に仕事をすることになるかわかりません。廊下やロビーで挨拶をして顔を覚えていたら、仕事が一緒になったときに進めやすくなるのではないでしょうか。それに挨拶は社外の人に対しても、とても大切で、お客様に対してはもちろん、近隣の方々や協力会社の方々にも笑顔で挨拶をすれば、弊社にいいイメージを持ってもらうことにもつながります。日頃から笑顔で挨拶することが習慣になるよう、職人さんにもシールをヘルメットに貼ってもらったりしています。

手書きのサンキューカードとあいさつプロモーショングッズ
――2021年10月から手書きのサンキューカードを導入されたそうですが、その経緯はなんでしょうか。
坂田さん 2021年の8月から、ANA(全日空)の社員の方が2名、ホスピタリティ推進室に出向で来られておりまして、彼女たちに協力して頂きながら、試験運用をすることになりました。ANAさんでは約20年前から「グッドジョブカード」という手書きのカードを書いて渡すという仕組みがあり、2017年に独自のシステムを開発し、ウェブでの運用もはじめています。ウェブの導入により利用率が飛躍的に向上したと伺っています。客室乗務員さんはフライトごとにメンバーが変わるそうなので、素晴らしい振る舞いをした方や、助けてくれた方に、その都度カードを書いて渡すんだそうです。一期一会を大切にしていて、すごく素敵ですよね。
――2022年5月にチームステッカーを導入された理由はなんでしょう。
坂田さん やはり紙よりもデジタルデータの方が管理しやすいということが言えます。誰が誰に送ったか、それによって何が変わったかなど、利用度合いや効果の集計と分析がしやすいというのはありますね。紙のサンキューカードは複写式になっていて、控えの紙を集めるので集計も可能ですが、やはりデジタルの方が圧倒的に便利です。また、やはり今の若い人には手書きよりもアプリの方が慣れていて手軽だろうというのもありました。ステッカーの種類もたくさんあっていいですよね。
――今は紙のサンキューカードとチームステッカーを併用されているそうですね。その理由は
坂田さん どちらもあっていいと思います。手書きの手紙の方が好きだという方もいますし、業務内容によっては手書きの方がカルチャーに馴染むという部門もあります。例えば、長谷工シニアウェルデザインが運営する高齢者施設などでは手書きのカードを使っています。従業員同士だけでなく、従業員とご入居者、ご入居者同士でカードのやり取りがあります。また、建設作業所にいる職人さんは紙のカードを利用しています。
――関西支社でホスピタリティ推進室ができてからまだ半年ほどですが、喜多さんは、どのように活動をしていますか。
喜多さん 「ホスピタリティ推進って何をするの?」というところからスタートしているので、まずは認知度を上げる点で苦労はしています。ただ、同じ建物にいるメンバーですから、あいさつプロモーションのステッカーや、サンキューカードを「使ってくださいね」と言って全員に手渡ししたり、チームステッカーはアプリをインストールして操作の仕方をその場で説明したりして、少しずつ使ってくれる人を増やしています。
また、トップダウンも大事だなと思っています。ある日、関西代表でもある副社長に「今日3人にチームステッカー送ってください」とお願いして、朝礼で「今日3人に副社長からチームステッカーが送られるので、受け取れるように必ずアプリをインストールしてください」と伝えました。これは効果絶大でしたね。何にしても一度でも使ってもらわないことには、褒める文化の醸成はまだ先の話になってしまいますが、みんなに日常的に使ってもらうという状態になるまで、もう少し時間がかかるかなとは思っています。
――すごいですね。そこまでプロモーションに積極的なのは何故でしょう。
喜多さん 私自身、褒められることの力を感じたからですね。グループ各社の代表者が出席する会議で各項目の説明を行った際に「いいプレゼンだったよ」「あの説明の仕方は良かったよ」とチームステッカーをもらって具体的に褒めてもらえたんです。それまで人前で説明することもあまりなかったですし、得意ではないと思っていたのですが、自信に繋がりましたし、とても積極的な気持ちになりました。褒められるってすごい力になる、と思ったんですね。これが職場の中で当たり前になって定着したら、すごく良い会社になるだろうと思います。
坂田さん 「ありがとう」と言葉で伝えることもできますが、サンキューカードやチームステッカーは、しっかり残るところがとてもいいんですね。メールだと埋もれてしまいがちですが、アプリだと見返しやすいのでいいという声もよく聞きます。私自身も、失敗したり、落ち込んだ時にカードを見て、また頑張ろうって奮起したりするんです。
――実際に効果が出ている実感はありますか。

喜多さん 関西の職場の雰囲気が以前よりやわらかくなったような気がします。おそらく、上層部の社員にチームステッカーを送ってもらうことによって、部下を叱ったりするだけでなく、感謝や称賛が増えたことが一因と考えています。事業部長が契約を取った営業マンに「おめでとう」とか「ご苦労さま」といったチームステッカーを送ったりするようになって、具体的な言葉で表現してくれることでメンバーもやる気が出ていると思いますし、何よりも管理層の方々もその効果を実感しているという好影響が出始めています。
坂田さん もらって嬉しいという体験を、ぜひみなさんにしてほしいと思います。もらって嬉しいから、他の人にも同じ思いをして欲しいから、自分も送ろう、という連鎖が起きたらいいなと思います。
※当記事記載の所属団体・所属部署・役職、および掲載内容は取材時のものです。
1969年以来、日本の分譲マンションストックのおよそ1割に相当する68万戸の新築マンションを施工してきた長谷工コーポレーション。2022年5月より社内コミュニケーションツールとして、グループ約1万人を対象にチームステッカーを導入いただきました。その狙いや効果について、チームステッカーの運営を担当されている、ホスピタリティ推進室の坂田彩さんと、関西営業企画部ホスピタリティ推進チームの喜多杏珠さんに、お話をお聞きしました。
インタビュアー:嶺竜一/フリーライター
――長谷工コーポレーション様では2021年4月にホスピタリティ推進室が設立されたそうですが、その背景はどのようなものでしょうか。
坂田さん 当社では2020年に5ケ年の中期経営計画として「HASEKO Next Stage Plan(略称:NS計画)」をスタートし、少子・高齢化や人口減少、建築物の老朽化、自然災害の激甚化、脱炭素などの社会情勢の変化を見据えた成長戦略に取り組んでいます。そうした中で、建設業界の中で当社が差別化を図るためにも、最先端で働く従業員のホスピタリティの強化を目指そうと新たに設置されたのが、ホスピタリティ推進室です。
喜多さん 当社にはいわゆる体育会系の企業風土があり、叱咤激励することは多いのですが、相手の良いところを見つけて褒めるといった習慣はあまりなかったかと思います。これまで行なってきた社員同士のコミュニケーションにホスピタリティという概念が加わることで、よりよい企業風土が作れたらいいと考えています。
――お二人はいつホスピタリティ推進室に配属されましたか。

東京本社営業企画部門ホスピタリティ推進室の坂田彩さん
坂田さん 私は入社10年目ですが、これまでは主に経営企画部で経営会議や取締役会などの資料の調整や、役員の秘書業務を担当していました。2度目の産休が終わって2022年4月に職場復帰するタイミングで、これからはもっとグループ会社のいろんな人と関わる仕事をしたいと考え、自らホスピタリティ推進室への配属を希望してジョインさせていただきました。

関西支社営業企画部門ホスピタリティ推進室の喜多杏珠さん
喜多さん 私は入社7年目です。入社以来、関西の営業企画部門でマンション市場の動向調査をしてきました。2022年4月に東京本社から1年遅れで2022年4月に関西にもホスピタリティ推進室が設置されることになり、私も自ら希望して立ち上げメンバーとなりました。
――ホスピタリティ推進室は設立以来、どのようなことをされているのでしょうか。
坂田さん ホスピタリティの第一歩としてまずは挨拶からということで、長谷工グループ全従業員を対象として、「あいさつプロモーション」活動を行なっています。「笑顔で元気にあいさつしましょう!」と書いたポスターを廊下に掲示したり、あいさつシールやキーホルダーを配ったりして、日頃から自分から積極的に挨拶しましょうと働きかけています。それから、サンキューカードとチームステッカーの運営、社内のコミュニケーションやチームワークの向上、職場環境を良くしていくための研修などを継続して行なっています。マスクをした状態でも「笑顔で挨拶」をするには、といった研修は私自身もとても勉強になりました。
――挨拶活動のグッズ、可愛らしくてとてもいいですね。
喜多さん 挨拶は新たに人間関係を作るコミュニケーションの基本ですよね。当社グループはマンション事業の他にも、賃貸、社宅、戸建て、高齢者住宅物流施設、データセンター、オフィスビルなど様々な事業を展開しており、様々な部門があります。グループ会社も多数ありますから、社内には仕事で関わったことがない人も多いのですが、そういった方といつ一緒に仕事をすることになるかわかりません。廊下やロビーで挨拶をして顔を覚えていたら、仕事が一緒になったときに進めやすくなるのではないでしょうか。それに挨拶は社外の人に対しても、とても大切で、お客様に対してはもちろん、近隣の方々や協力会社の方々にも笑顔で挨拶をすれば、弊社にいいイメージを持ってもらうことにもつながります。日頃から笑顔で挨拶することが習慣になるよう、職人さんにもシールをヘルメットに貼ってもらったりしています。

手書きのサンキューカードとあいさつプロモーショングッズ
――2021年10月から手書きのサンキューカードを導入されたそうですが、その経緯はなんでしょうか。
坂田さん 2021年の8月から、ANA(全日空)の社員の方が2名、ホスピタリティ推進室に出向で来られておりまして、彼女たちに協力して頂きながら、試験運用をすることになりました。ANAさんでは約20年前から「グッドジョブカード」という手書きのカードを書いて渡すという仕組みがあり、2017年に独自のシステムを開発し、ウェブでの運用もはじめています。ウェブの導入により利用率が飛躍的に向上したと伺っています。客室乗務員さんはフライトごとにメンバーが変わるそうなので、素晴らしい振る舞いをした方や、助けてくれた方に、その都度カードを書いて渡すんだそうです。一期一会を大切にしていて、すごく素敵ですよね。
――2022年5月にチームステッカーを導入された理由はなんでしょう。
坂田さん やはり紙よりもデジタルデータの方が管理しやすいということが言えます。誰が誰に送ったか、それによって何が変わったかなど、利用度合いや効果の集計と分析がしやすいというのはありますね。紙のサンキューカードは複写式になっていて、控えの紙を集めるので集計も可能ですが、やはりデジタルの方が圧倒的に便利です。また、やはり今の若い人には手書きよりもアプリの方が慣れていて手軽だろうというのもありました。ステッカーの種類もたくさんあっていいですよね。
――今は紙のサンキューカードとチームステッカーを併用されているそうですね。その理由は
坂田さん どちらもあっていいと思います。手書きの手紙の方が好きだという方もいますし、業務内容によっては手書きの方がカルチャーに馴染むという部門もあります。例えば、長谷工シニアウェルデザインが運営する高齢者施設などでは手書きのカードを使っています。従業員同士だけでなく、従業員とご入居者、ご入居者同士でカードのやり取りがあります。また、建設作業所にいる職人さんは紙のカードを利用しています。
――関西支社でホスピタリティ推進室ができてからまだ半年ほどですが、喜多さんは、どのように活動をしていますか。
喜多さん 「ホスピタリティ推進って何をするの?」というところからスタートしているので、まずは認知度を上げる点で苦労はしています。ただ、同じ建物にいるメンバーですから、あいさつプロモーションのステッカーや、サンキューカードを「使ってくださいね」と言って全員に手渡ししたり、チームステッカーはアプリをインストールして操作の仕方をその場で説明したりして、少しずつ使ってくれる人を増やしています。
また、トップダウンも大事だなと思っています。ある日、関西代表でもある副社長に「今日3人にチームステッカー送ってください」とお願いして、朝礼で「今日3人に副社長からチームステッカーが送られるので、受け取れるように必ずアプリをインストールしてください」と伝えました。これは効果絶大でしたね。何にしても一度でも使ってもらわないことには、褒める文化の醸成はまだ先の話になってしまいますが、みんなに日常的に使ってもらうという状態になるまで、もう少し時間がかかるかなとは思っています。
――すごいですね。そこまでプロモーションに積極的なのは何故でしょう。
喜多さん 私自身、褒められることの力を感じたからですね。グループ各社の代表者が出席する会議で各項目の説明を行った際に「いいプレゼンだったよ」「あの説明の仕方は良かったよ」とチームステッカーをもらって具体的に褒めてもらえたんです。それまで人前で説明することもあまりなかったですし、得意ではないと思っていたのですが、自信に繋がりましたし、とても積極的な気持ちになりました。褒められるってすごい力になる、と思ったんですね。これが職場の中で当たり前になって定着したら、すごく良い会社になるだろうと思います。
坂田さん 「ありがとう」と言葉で伝えることもできますが、サンキューカードやチームステッカーは、しっかり残るところがとてもいいんですね。メールだと埋もれてしまいがちですが、アプリだと見返しやすいのでいいという声もよく聞きます。私自身も、失敗したり、落ち込んだ時にカードを見て、また頑張ろうって奮起したりするんです。
――実際に効果が出ている実感はありますか。

喜多さん 関西の職場の雰囲気が以前よりやわらかくなったような気がします。おそらく、上層部の社員にチームステッカーを送ってもらうことによって、部下を叱ったりするだけでなく、感謝や称賛が増えたことが一因と考えています。事業部長が契約を取った営業マンに「おめでとう」とか「ご苦労さま」といったチームステッカーを送ったりするようになって、具体的な言葉で表現してくれることでメンバーもやる気が出ていると思いますし、何よりも管理層の方々もその効果を実感しているという好影響が出始めています。
坂田さん もらって嬉しいという体験を、ぜひみなさんにしてほしいと思います。もらって嬉しいから、他の人にも同じ思いをして欲しいから、自分も送ろう、という連鎖が起きたらいいなと思います。
※当記事記載の所属団体・所属部署・役職、および掲載内容は取材時のものです。




